本当にオーディオケーブルが必要でしょうか

ご購入を検討される前に、「自分は本当にオーディオケーブルを必要としているの だろうか」と考えてみるのも悪くないと思います。

オーディオケーブルというジャンルは日本で生まれて世界に広がったというめずら しい例の一つですが、この研究で明らかにされた問題の本質は

  従来無視されていた、実に多くの要因が音に影響する
ということです。

ただ、音の違いを聞き分ける能力の個人差は極めて大きなもので、オーディオケー ブルによる違いに敏感な人はそれほど多くはありません。

1. オーディオケーブルが要らない人

オーディオ・システムに影響を与えない要因を探すのが難しいほど、何をしても音 は変るものですが、例えば、次のようなテストをしてみてください。

こういった実験でまったく違いが判らないときは、まずオーディオケーブルにこだ わる必要はないと思います。逆に「わあ、こんなことでここまで変るのか」と感じ た方は真剣に考慮する価値があります。

また、こういった実験で何も感じないとしても悲観する必要はありません。人それ ぞれ恵まれたものが何かあります。たまたま音感に恵まれなかっただけの話しで、 多くの場合、この鈍感さは好運です。例えば、音感に恵まれた人たちが駅や商店と いった公共の場所でひどい音が与える苦痛に悩み、自分のオーディオ装置の音を少 しでも改善しようと涙ぐましい努力を生涯にわたって続ける苦労を考えてみてくだ さい。

2. オーディオケーブルに投資する人

音の違いのわかる人にも、ケーブルへの投資目的はいろいろあります。

オーディオケーブルも他のオーディオ部品と同じで、構造、材料、製法、長さ、 接続方法等、何を変えても音がかわりますから、無限の可能性やバリエーションが あります。人間にとって時折環境が変るのも楽しいことが多いですから、いろいろ なケーブルを取り換え引き換交換して変化を楽しむ人々も多いようです。こういっ た目的でしたら、当社の製品を収拾品に加えていただいても悪くないと思います。

もう一つの典型は、運悪くシステムのどこかに悪いもの、例えば、いやな音を出す とか、バランスが悪いとかいった欠陥があって、その原因が把握できず、その欠陥 を隠してくれる、つまり情報量をうまく減らすケーブルを使うとシステム全体とし ての総合評価がよくなるというケースです。この場合はうまい組み合わせを探すの がたいへんですが、それが楽しみの一つになることがあります。ただ、この場合は、 当社の製品を使うと欠陥をより強調してしまうことが多く、かなり危険な投資です。

最後のケースは、

といったもので、 いずれも「聞き取れない音を減らす」のが目的ですが、 これは当社の「NEGLEX」シリーズの開発目的そのものですから、 購入をご検討されても無駄にはなりません。

3. 注

びっくりする方もいらっしゃるでしょうから、少しさきほどの聴感テストの説明を しておきましょう。

まず、アンプやメディア・プレーヤ等、100 V の商用電源を使う機器は電源コード のプラグをどちらの向きに差すかで、かなり音が変ってしまいます。原因がはっき りしているわけではないのですが、機器の「GND」(Ground)と大地間の電位差が低い 向きが聴感で良いと感じる方向になりますので、コモンモード雑音に関係した問題 であることは間違いなさそうです。

接続プラグの清掃はかなり重要で、深く考えない人はこの音の違いを「非直線性」 に求めますが、多くの注意深い実験を重ねると、それほど簡単でないことがわかり ます。

当初、「ここまでやれば、ほとんどの人が満足するだろう」という意図で設計した CDの問題点が明らかになって、今ではまた新しいフォーマットを設計せざる をえないということになりましたが、当時、多額の宣伝費を受け取ったとしても、 とにかく「CDは音が良い」と断定したカラヤンみたいな人はたくさん居たわ けで、音楽家にしてもそう音感に恵まれていない人が多くないのは確かですから、 音の違いがわからなくても悲観する必要はありません。 しかし、CDはデジタル時代の便利さがよくわかる商品だと思います。

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