モガミ電線株式会社

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企業情報

モガミ電線の歩み

①オーディオケーブル開発のきっかけ

1974年 秋田大学の金田明彦先生(アンプ作りの第一人者)、1975年 オーディオ評論家の江川三郎氏が“電線の表皮効果により音が変わる”ことを専門誌に投稿されました。
当時の社長は、ケーブルの性能上あり得ないと反論しましたが、実際に立会って聞いてみると確かに違っていて、それまでの理屈では現れてこない特性が音に影響する可能性を考えるようになりました。これがモガミ電線とオーディオとの関わり合いの始まりでした。
表皮効果(渦電流による損失)の理論計算を尽して、測定器ではつかみ切れない僅かな差が人間の五感に影響していることを認めざるを得なかったのです。理論上優れると考えられる構造で試作を繰返してアンプ用、スピーカー用ケーブルを作り上げました。
当社初期製品#2803、#2804ケーブルの誕生→後に#2803が欧州でピンプラグ選定する際に、その良し悪しを判断するスタンダードケーブルとして認定され世界にmogamiブランドが認められるきっかけになりました。

②オーディオのmogamiの誕生

国内中堅電機メーカーがマイクロフォンケーブルにおいて断線で困っており、それに対しての提案や対策が功を奏し採用に至りました。その後、国内大手のVTR用コード(内部配線含む)への展開がオーディオ関係初の量産案件となります。
また海外においても、マイクロフォン業界世界最大手の米国メーカーからノイズ対策や音質改善が評価され、大量に採用されるようになりました。
何れも提案構造、評価技術が各メーカーの技術者から認められたことによって、ユーザーや業界関係者との信頼関係が強固なものとなり、mogamiがオーディオ分野へ特化するに至りました。

  • 徹底した理論の追求(裏づけ)、提案
    ⇒顧客からの信用獲得
  • 評論家の評価
    ⇒オーディオ愛好家やプロの間で広まる

国内のみならず海外でも急速に
MOGAMI
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